「無料」と言われてタブレットを契約したが、全て無料ではなかった!~スマートフォン契約時に高齢者等が誤解してセット契約をするトラブルが増加~ | 東京くらしWEB

 

ココに注意!…東京都消費生活総合センターからのアドバイス

  •  タブレット端末代は無料でも、通信料等の利用料金がかかります
    携帯電話会社では、スマートフォンタブレットをセットで契約した場合に、タブレット端末を無料にするプランを設けている場合があります。keiyaku
    タブレット端末自体が無料の場合もあれば、タブレット端末代金に相当する額を通信料(通信サービス)から割り引くことで実質無料としている場合もあります。「無料になる」「割引する」等と勧められたとしても、何が無料になるのか理解できるまでよく説明を聞き、無料になるための条件など契約内容をしっかりと確認しましょう。たとえタブレット端末代が無料でも、タブレットの利用には、携帯電話会社の通信サービスを使うので、通信料等の利用料金がかかることに注意しましょう。
  •  本当に必要なものだけ、契約するようにしましょう
    勧誘されるままに、無料でお得だと思いタブレットの利用契約をしたが、結局使いこなせず、必要ないので解約したいという相談が多く見受けられます。不必要な契約をして後悔をすることがないように、たとえタブレット端末代が無料であったとしても、要らない場合はきっぱりと断りましょう。
  • 電気通信事業法では、初期契約解除制度や確認措置による契約解除が定められています
    電気通信事業法では、契約書面受領日から8日間は通信サービスのみを解除できる“初期契約解除制度”と、電波状況が悪い場合や事業者による説明が不十分な場合に、端末も含めて契約を解除できる“確認措置”という制度が定められています。事例のように説明が不十分な場合は、確認措置による契約解除ができる可能性がありますので、早めに携帯電話会社へ申し出ましょう。困ったときは最寄りの消費生活センターにご相談ください。
    〈参考〉東京くらしWEB 「とらぶるの芽 初期契約解除制度」